地震に強い2×4工法
震度7の最大震度を記録した阪神・淡路大震災では、約10万100棟もの家屋の全壊があったとされています。更に半壊と一部損壊を含めた数は約28万9000棟にも及びました。しかしツーバイフォー住宅の被害は軽微であり、全半壊なんとゼロ。96.7%の家は補修がなくとも居住可能という状態でした。記憶に新しい東日本大震災の際も、ツーバイフォーの住宅の地震による被害は少なく、居住に支障のない住まいが95%だったことが報告されています。
ツーバイフォー住宅の高い耐震性の理由には、「建物自体の軽さ」と「ツーバイフォー独自の構造」があります。地震の力は建物の重量に比例して作用が大きくなり、軽ければ反対に小さくなります。ツーバイフォー住宅は鉄骨やコンクリートの家よりも軽い木の家です。加えて地震の力を建物全体で受け止め分散させる構造なので、阪神・淡路大震災の1.5倍の地震にも耐えうる性能を持っているのです。